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BRAVE10
『BRAVE10』(ブレイブ・テン)は霜月かいりの漫画作品。メディアファクトリーの雑誌「コミックフラッパー」で連載されている(2007年10月時点)。
あらすじ
関ヶ原の戦いが始まるおよそ1年前。伊賀の忍者霧隠才蔵は、出雲の巫女伊佐那海と出会う。伊佐那海は襲撃者に全てを焼かれ、信州の真田幸村を頼ろうとしているところであった。そして真田幸村は10人の同志を集めている最中であった。
登場人物紹介
真田十勇士
- 霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)
- 声優:森川智之
主人公。19歳、身長:178cm、体重:66kg[1]
伊賀の里出身の伊賀忍者。追っ手から逃走してきた伊佐那海と出会い、彼女を助けることとなる。上田城に彼女を送り届けた後、紆余曲折あり、真田十勇士の一人となった。摩利支天の異名を持つ忍で、暗殺を生業としてきた。武器は摩利包丁と言われている巨大クナイで、術を使うときは真言を唱える。ニートと呼ばれている(cf.一巻の後書き)。
甲賀忍者が嫌いで最初は佐助のことも毛嫌いしていた。
10の根源の力のうち、光に相当する。
- 伊佐那海(いさなみ)
- 声優:植田佳奈
真田十勇士の一人。ヒロイン。16歳。三好伊佐入道にあたる(三好伊佐入道の伊佐から伊佐那海)。正体は戦慄の女神イザナミノミコト。
赤ん坊の頃、出雲大社の鳥居の下に捨てられていたところを三好清海入道に発見され、神主に育てられたが、出雲大社を徳川の刺客によって焼かれ、信州の真田幸村の元へと逃げ延びる。奇妙なブラックホールのような力を使うことが出来るが、どうして使えるかは本人も解っていなかった。後に彼女の正体が分かり、実は神主から預けられた翡翠の奇魂の簪は彼女の力を抑えるものである。
舞うのが上手で大食らい。蕎麦と甘い物が好き。才蔵に好意を寄せている。
10の根源の力のうち、闇に相当する。
- 海野六郎
- 声優:木内秀信
真田十勇士であり真田幸村の小姓。右目を包帯で巻いて隠している。幸村をたしなめたりすることが多い。
口から超音波らしきものを吐くことが出来、隠してある右目は見たものをそのまま映像のように記憶できる(記憶したものを第三者に見せることも可能)。アナスタシアの裏切りの際に、記憶した情報を守るために自ら右目を潰した。
10の根源の力のうち、水に相当する。
- 猿飛佐助
- 声優:福山潤
甲賀忍者であり真田忍隊頭。茶色い髪にバンダナを巻き、二振りの忍刀を扱う。初心な性格で、何故か片言で話す。
動物を操る能力を持ち、森に棲む狼や猿、鳥などを従えて攻撃する。動物との意思疎通もできる。「蒼刃」「朱刃」という名の梟や「雨春」という名のイタチを飼っている。
伊賀忍者が嫌いな反面、才蔵やアナスタシアの実力は認めていて信頼を寄せている。。
10の根源の力のうち、草に相当する。
- アナスタシア
- 声優:近野真昼
真田十勇士の一人。穴山小助にあたる(あなやまこすけのあなからアナスタシア)。
金髪異人爆乳美女。異名を氷華(ひょうが)のアナスタシアと言う。異名の通り、伊賀亜流氷術(いがありゅうひょうじゅつ)という氷の術を操る。
くのいちであり、才蔵と同じ伊賀忍者で才蔵とは幼馴染。回りからはアナと呼ばれることが多い。
真田幸村の寝首を掻きに来たが逆に返り討ちにされている。大人の女性でありシニカルな発言がやや多め。
実は他勢力の反間(二重スパイ)で伊賀異形五人集の一人。六郎の右目を奪おうとするも失敗し、佐助と才蔵の追撃を逃れ行方をくらました。半蔵から十勇士抹殺の命を受け、甚八を襲撃する。
霧を凍らせ巨大な氷の壁へと変える絶海(ぜっかい)、水を鋭い氷の刃へと変える槍氷華(そうひょうが)などの術を使う。
10の根源の力のうち、氷に相当する。
- 筧十蔵
- 声優:藤原啓治
真田十勇士の一人。種子島による射撃の腕に長け、狙撃も得意とする。愛銃の名前は紗綾(さあや)。
才蔵曰く堅い[2]。
幸村の命で諸国を廻ったが、後に自らの意志で再び旅に出た。道中で根津甚八に出会い、意気投合する。
酒に関してはザル。高所恐怖症。
10の根源の力のうち、金に相当する。
- 由利鎌之助
- 出雲へ行く途中、足を挫いた女性のふりをしてつり橋で襲ってきた山賊。作者曰く「変態」。
才蔵に女だと思われているが、本人は事ある毎に男だと主張している。才蔵に好意(?)を持っている。
作中において朽葉の幻術の中で「自分の女らしくない痩せた体は気にしている」と言っている。一方で、幻術を解いた後、朽葉は「体験したことのない桃源郷への誘惑」とも言っており、実際に鎌之助の性別が女であるのか、あるいは、男でありながら幻術で女と思い込まされていたのかは不明。
七巻では、39話目のタイトルに朱髪と刺青の姫とかかれており、幻術の中では、かの国の姫という設定で描かれている。実際にそうであったのかは、未明であり、登場してくるライズという男も存在がはっきりしていない。
武器は鎖鎌(名前が鎌之助だからだと思われる)。風を操り、由利鎖鎌奥義と呼ばれる技を使う。
風神掌(ふうじんしょう)、巨旋風(おおつむじ)などの技がある。
10の根源の力のうち、風に相当する。
- 三好清海入道
- 真田十勇士の一人で、自称・伊佐那海の兄。出雲大社の鳥居の下に捨てられていた伊佐那海を最初に見つけた人物。15歳のときに出雲を発って諸国を巡りあらゆる神仏を学んだ結果、「神仏はみな同じ、信じた数だけ救われる」という結論に至ったため、節操が無い。
素手で種子島を曲げたり、落石や橋を木っ端微塵に砕くほどの剛力。肉体も頑丈で刃を通さない。
作者曰く「シスコン」。
10の根源の力のうち、土に相当する。
- 望月六郎 (弁丸)
- 京都に行く途中、才蔵たちに道を教えてくれた幼い少年。その道の先には、仕える相手の実力を試すために幾重もの罠を仕掛けていた。幸村に気に入られ、真田十勇士の一人となる。
名前がかぶる海野六郎と区別するために弁丸[3]という名を与えられた。
爆薬のことと罠を仕掛けることに長けている。
10の根源の力のうち、火に相当する。
- 根津甚八
- 徳川家康の追っ手から逃げる真田幸村らを助けた湖賊の頭領。
上田を離れていた筧十蔵が彼の元に世話になっていたことが縁で、真田十勇士に加わる。大の酒好き。
手から雷を発する能力を持つ。その威力は絶大で、十勇士数人がかりの攻撃を耐えたこともある三好清海入道を一撃で昏倒させた。
10の根源の力のうち、雷に相当する。
武将
- 真田幸村
- 声優:平田広明
上田城の主。訳あって、森羅万象を司る10の根源の力(土金雷火風氷水草光闇)を受け継ぐ10人の同志を集めている。伊佐那海を匿ったり、手練れの忍を側に置いているのはそのため。徳川が求めている者は何かを確かめるために才蔵達を出雲へと送ったりとしている。無精髭を生やした男であり、キセルを吸っていることもある。
- 徳川家康
- 幸村からは狸と呼ばれている。奇魂を探していて、そのために出雲大社に刺客を送り、徹底的に神社を焼き尽くした。
- 伊達政宗
- 奥州の主。奇魂を狙っていて、危うい均衡で保たれている世界をひっくり返そうとしている。
- 石田三成
- 徳川家康のことを嫌っている豊臣派の1人。口が悪い。
- 直江兼続
- 豊臣派の1人。三成同様、口が悪い。
忍者
- 服部半蔵
- 徳川家康の忍。実力は才蔵以上にあると思われる。伊賀異形五人衆の頭目。
- 石川五右衛門
- 片倉小十郎配下の忍。石川五右衛門の娘(二代目)。石川組の総領で、小十郎を想っている。性別は男。
- 弐虎
- 伊達から徳川に派遣された忍。徳川をクビにされたあと、再び政宗に拾われた。包帯を顔に巻きつけている。
- 壱丸
- 弐虎同様、徳川をクビにされ、政宗に拾われた。伊佐那海を想っている様子。
- 灰桜(かいろう)
- 伊賀異形五人衆の一人。蟲使いの異名を持つ妖艶な美女。上田と出雲で勇士達を襲撃した桜割の妹。上田で桜割を倒した佐助と、出雲で討った筧十蔵を仇と狙う。伊佐那海を捕えて囮とし、佐助と十蔵をおびき寄せる。
- 白群(びゃくぐん)
- 伊賀異形五人衆の一人。外見は小柄な少女だが、自らの数十倍はある鉄球を軽々と持ち上げる怪力の持ち主。清海と弁丸を襲う。
- 朽葉(くちば)
- 伊賀異形五人衆の一人。黒衣で全身を覆っている。鎌之助を強力な幻術で翻弄する。